ロンドン旅行 with じょーじ

随分と放置していたこのブログだが、久々に過去の記事を読み返し、すっかり忘れてしまっていた出来事や、その時の感情を思い出した。人間は、忘れる。記録に残しておくべきだな。

ということで、2023/8/13~19(既に1か月以上前のことだが、、)じょーじと二人でロンドン旅行に行ってきた時のことを。

私にとってロンドンは、大昔、ケニアに行く途中で1泊したことがあるのみ。よくわからない地だったが、じょーじ共々、大好きになって帰ってきた。

まず、人が親切で愛想がいい。知らない人同士の小さな会話が多い。わからない時に尋ねると、みんな親切に案内してくれる。駅員さんやホテルの人、観光施設の人のみならず、レストランのウエイターさんや、たまたま電車で乗り合わせた市民なども含めて、出会った人全員が、私たちが気持ちよくロンドン滞在を満喫できるよう、おもてなし精神にあふれているように感じた。

そして、街並みが美しい。彫刻の入った重厚な建物が通りの両側に並び、どの通りも絵になる。電柱や電線がないのもいい。

歴史を感じる建物

今回の旅の目的は、ハリーポッター好きなじょーじの希望で、ハリポタゆかりの地を訪れること。それにプラスして、最低限押さえるべき場所は押さえたつもり。

  • ロンドン自然史博物館
    東京国立博物館の数倍の規模にもかかわらず、無料。図鑑好きのじょーじ、言葉がわからなくても楽しめたよう。
  • ビッグベンとロンドン・アイ
    →最寄りの地下鉄の駅を出たら目の前にそびえたつビッグベン!大きくて感動した。やはり、実際に見るとステキ。

青空に映えるビッグベン
  • ハリーポッタースタジオ訪問
    →直前に、東京の豊島園跡地にできたスタジオも訪問していたじょーじ。ロンドン発のバスツアーのスケジュールは4時間の滞在だったが、とても回り切れず、ガイドさんに交渉し、帰りのバスを2時間遅いのに変更してもらった。最悪、自力で帰ることになっても仕方ないかと思っていたが、とても親切にOKしてくれた!おかげでスタジオを満喫!

6時間滞在したスタジオ

スタジオ内
  • ハリーポッターロンドンロケ地巡りツアー
    →英語ガイドさんの案内で、ロンドンの街を歩きながら、撮影スポットを巡るツアー。映画は全て鑑賞しているじょーじ。英語はわからなくても、何となく理解しているっぽいのが面白い^^。ロケ地だけでなく、トラファルガー広場やバラマーケットも散歩できたのが私としては満足。
    ハリーポッターと呪いの子」舞台鑑賞
    →2月に日本で鑑賞していたため、話のストーリーは理解していた。英語が難しかったのもあるが、何よりも時差ボケで起きているのがつらかった。。ロンドン時間で2時からと7時からの2部制。日本時間では真夜中のため、二人とも途中でスヤスヤ。。仕方ないよね。。。

    2部制の舞台
  • 大英博物館
    →芸術にはあまり興味のない親子。初日の自然史博物館は時間が足りないと感じたのに、こちらはロゼッタストーンなどの見どころを1時間くらいで、あっさり終了。日本人には人気なようで、これまで他の場所では聞こえなかった日本語があちこちから聞こえてくる。
    帰国後、収蔵品数万点の行方が分からなくなっていて、館長が辞任するというニュースを耳にした。
  • ハリーポッター関連ショップ訪問
    →House of MinalimaやKing's Cross駅の売店など、私にはどの店も同じに感じるけど、じょーじにとってはそうではないようで。
  • リバティ訪問
    →イギリスに行ったら必ず訪れようと思っていた老舗デパート。ザンビアに住んでいた時に洋裁を教えてくれた方が愛用していた、リバティの生地。高くて手が届かないけど、ちょっとだけ小物をお土産に。全く興味がないじょーじには、退屈な時間だったみたい^^

グーグルマップを活用し、地下鉄に乗りまくり、本当に充実した旅となった。Earl's Court駅の近くのホテルは各地へのアクセスが便利で大満足。

最終日の不機嫌なじょーじ

久々の海外だったが、驚いたのがキャッシュレス決済。VISAタッチのついたクレジットカードがあれば、それ一枚で買い物も地下鉄もバスもホテル代も、全て支払い可能。日本とは比較にならないほど、キャッシュレスが進んでいるようだ。結果、ポンドへの両替はしなかった。特に乗り物は、切符だとカード払いの2倍以上(だったか?)の料金がかかる。最初は切符を購入していたが、耐え切れずOister Cardという、日本のSuicaのようなカードを、年齢で半額になるじょーじのために購入した。大人はわざわざ購入しなくても、Visaタッチで同様の割引が得られる。

帰国後、日本でも使えることを初めて知った。。

現金がなくて唯一困ったのが、コインランドリー。タッチ決済できるところもあるようなのだが、私のホテルの近くはどこも現金のみだった。仕方なく、窓口のお兄さんに交渉し、手数料を払ってコインをゲットした。

物価が高く、マックは日本の2倍の価格、ランチを普通に外食したら2人で6~8千円ほどしたのは辛かったけど、旅行中だから良しとした。

6泊7日、部活の関係でお盆の超高い時期にせざるを得ず、中国東方航空で上海経由だった。往復で12時間ほど上海の空港滞在のため、ロンドンでの観光は正味4日間。(上海でも入国して観光したかったが、以前は認められていた日本人のトランジットビザなし入国が、その時はNGで、退屈な空港滞在となったが、これもまた中国のネット事情を体験できてある意味面白かった。)

長時間のエコノミーはキツいけど、行きの隣席の中国人のお兄さん(ロンドンに留学中)が親切で、ロンドン事情、中国の進学事情などを教えてくれて楽しかったし、何より現地での経験は、窮屈なフライトを我慢して余りある収穫となった。やはり、旅はいいなと、久しぶりに感じた夏だった。

2年半ぶりの更新

前回の記事が2014年12月だから、2年半も更新をさぼっていたことになる。
その間いろいろありすぎて、ブログの更新どころではなかった。

ぽぽたんが病気で帰国、2か月の入院。
次いでしろちん・・・。

正直、楽しいことよりも辛いことのほうが多かった。
思い出すと、今でも涙が出てくる。

そんなフィジーでの生活だが、周囲には恵まれ、いつも支えてもらい、
一生お付き合いしたいと思う出会いもあった。

1年半前に帰国して、今は千葉県我孫子市に住んでいる。
しろちんは都内に通い、子供たちは二人とも小学生。

私は、帰国してすぐ、都内でフルタイムで勤務していたが、この2月に社労士で開業した。
その頃、我孫子のお隣、柏市の商工会議所で創業塾があり、受講した。

そこで素敵な先生たちと多くの仲間に恵まれ、
今はその仲間や先輩からのご紹介でお仕事が少しずつ増えてきたところ。

今まで[月〜金の9時〜5時、土日休み]という働き方しかしたことがないため、
勉強会や交流会等で平日夜や土日にも家を空けることが増えた今の状況に、
家族は不満もあるようで、私も罪悪感を感じる。

が、こればかりは仕方ない。サラリーマンとは違う働き方なのだ。

また、仕事のことが頭から離れることがなく、
そのしわ寄せが家事の手抜きとなって表れている。

これについても、しばらくは仕方ないと思っている。
事業を立ち上げたばかりなのだから、主婦だった頃と同じことはできない。

社労士としての仕事には、やりがいを感じる。
人と会って話すのが楽しい。
お客様にご満足いただける社労士になるべく、自己研鑽に励みたい。

ぽぽたんの食が細い・・・

フィジーに来てまもなく3か月。

12月上旬から学校が夏休みに入り、子供たちとほぼ24時間一緒の生活が続いている。休みは1月19日までなので、半分ほど終わったところ。

現在の悩み事は、ぽぽたんの食が細いこと。とにかく食べる量が少ない。元々小食なのに、日本にいる頃に比べて半分ほどに減った感じ。与える量を食べきることができず、必ず残す。学校給食もないし、3食全て自分の意志で量を決められるため、胃が小さくなったのか。

休みに入ってずっと一緒にいることで私も気になりだして、もっと食べるよう勧めても、おなかいっぱいだからと断られる。好きなものをちょっと食べすぎると、満腹感が不快だと泣き出すこともあった。

体も見るからに痩せて、でも我が家にはアナログの体重計しかなく、体重の変化を確認できずにいたのだが、先日友人宅でデジタル体重計を借りて量ってみたところ、やはり日本にいる頃よりも1キロ以上減っていた。

子供の体重が減るなんて!もともと太い方ではないぽぽたんの、1キロ以上という数字にショックを受けた。

どうしようどうしよう、と周囲に相談したところ、なんと、4家族中3家族から、「あ、うちもそうだったよ!」との回答が。へぇ!そうなんだ!

みんな、同じ年頃の女の子たち。慣れない海外の生活でストレスを感じて、それが食欲に現れたのかな。みんな自然に量が増えて、今では普通に食べられるようになっているという。ぽぽたんも、もう少ししたらそうなるかな。まだ安心はできないけど、悩みは抱えずに相談するもんだな、と感じた。

一方のじょーじ君は、ぽぽたんとは逆に食量が増えた。頬のあたりがふっくらして、体重も1キロほど増えた。3キロあった二人の体重差は、この3か月で500グラムほどに縮んだというわけ。

いつもニコニコ順調そうなじょーじだが、実は彼もストレスを感じていて、それが過食となって現れているのかもしれない。

そんなわけだから、ぽぽたんのことも、もう少し様子を見ようとしろちんに報告したら、彼から思わぬ一言が。

しろ 「で、ママは体重量ったの?」


!!!
子供のことで精いっぱいで、自分のことまで気が回らなかった!あー、量ればよかった!




しろ 「絶対増えているよね。」



・・・
うるさい!

フィジーライフ、滑り出し順調!

フィジーの首都、スバに赴任したのが10月3日だったので、もうすぐ2か月になる。ずいぶん更新を怠っていたものだ。
到着時に3時間だった日本との時差も、サマータイムのため今は4時間に。
家は、少し前に帰国した日本人が住んでいた家具付き2LDKに決定。郊外の物件に比べて狭いし、時計は遅れる、洗濯機は脱水時に回りっぱなしで止まらないなど、いろいろ難ありだが、しろちんの職場に近くオーナーも良心的なので、総合的には満足している。

到着してしばらくは、食材やキッチンツール、生活必需品を買いまわる日々だった。当初は物価が高くて、思うように買い物ができなかった貧乏性の私も、今ではあきらめて(慣れて)買えるようになった。

着後最優先で動いたのが、ぽぽたんの学校の手続き。日本で全く準備をしていなかったので、すぐに学校に行き、手続きや入金を済ませ、まだ時差ボケが残る4日後には、通学開始。英語が全くわからないぽぽたん、最初は不安そうにしていたが、インターナショナルスクールは数年程度の海外赴任者の子が多いため、転校生や英語が話せない子には慣れているのだろう、先生やクラスの子たちがとにかく親切で、常に話しかけて、サポートしてくれているようでありがたい。
4学期制の4学期目が始まったところで入学し、今は学年末。もうすぐ6週間の長期休みに入り、1月末からは3年生になる。勉強は、英語が分からないからちんぷんかんぷん。持ち帰る宿題も、私がサポートしてあげないと何もできない。長期休み期間は、英語の特訓だな。
それでも、お友達は沢山できて、休み時間には一緒に楽しく遊んでいるようで、本当に安心した。先日は、一番仲良しの中米出身の子がplaydate(放課後に家に遊びに行くこと)に誘ってくれて、じょーじも連れて遊びに行ってきた。その子も4か月ほど前に来たばかりで、最初は英語が分からずに泣いていたというが、今ではペラペラ。ぽぽたんも、今はインプットの時期で、もうすぐアウトプットがでてくるよ、と周囲が言うようになるといいな、と思っている。

じょーじは、多くの日本人が通っている近所の幼稚園に入園。こちらも英語は全くなので、最初の3日ぐらいは別れ際に涙を見せていたが、その後はニコニコで登園するようになった。先日、郊外の牧場に遠足に出かけた際も、誰よりもはしゃいで羊に触ったり、オレンジを収穫したり川遊びをしたりしていて、安心した。お友達の名前は覚えているし、寝る前にはフィジー国歌らしき歌を口ずさんでいて、おもしろい。
日本では文字に全く興味のなかったじょーじ、そのうち幼稚園が教えてくれるからいいや、と思っていたが、フィジーに来ることになり、ぽぽたんと一緒に日本の通信教育を始めた。付録のひらがな教材がお気に入りで、1か月でひらがなを全部覚えてびっくり。急がなくても、時期が来れば覚えるものなのだな、と思った。

私は、買い物と食事の支度の日々。運転免許の手続きが完了するまでの1か月ほどはタクシーと歩きで回っていたが、車に乗れるようになっていろいろ便利になった。
日本と同じ食材は手に入りにくいため、いつも何を作って食べようか、ということが一番大変に感じる。しろちんは職場まで歩いて数分なので、ランチも帰ってきてうちで食べる。子供たちはお弁当を持っていく。なので、家族の3食全て、私が用意するのだ。責任重大。
肉は基本骨付きで、かたまり。日本で一般的な鶏モモのから揚げや親子丼は、難しいということ。豚や牛の薄切り(それでも日本のより厚い)は特別な肉屋に行って冷凍になっているのを買うのだが、部位が異なるため、使いづらい。肉の味も強く、だしを効かせた薄味の和食には向かない感じ。肉じゃがとかね…。
牛肉は日本に比べて安い(1キロ1000円位)ので、サーロインステーキとか、あとは骨付き肉を煮込んでカレーやシチューにしたりと、結局は現地の人たちが食べている食べ方が参考になる。
街の中心地にあるマーケットでは、新鮮な野菜や果物が手に入るので大好き。パイナップルやマンゴー、バナナなどは、我が家に常備してあって、朝食やスナック(学校で10時に食べるおやつ)に持たせたりする。週末には様々な魚介類が並び、まだ買ったことないけど、カラフルな魚に交じってロブスターやカニ、エビなども手に入る。先週末は、ウニに初挑戦。激安で冷蔵庫にも入っていないからちょっと心配だったけど、昼はウニのクリームパスタ、夜はウニ丼で楽しんだ。

ここで数年暮らす上で、心がけたいこと。

・ 現地の文化を尊重する。これは、アフリカではできなかったことの反省から。ついつい自分の考えを押し付けることが多かったが、ここでは穏やかな人が多く、みんなとお友達になれそうな気がしている。うーん、でも暮らしているうちにいろいろ出てくるのかな、ストレスの種が。
・ 英語の上達。1対1ではそれなりにコミュニケーション可能だが、グループになると置いていかれることが多い。今までは真面目に勉強したことがなかったが、ここでは恥を恐れずどんどんいろんなところに行って、人と交わり、家でも勉強して、語彙を増やしたい。
・ そして何よりも、家族の健康。みんなが元気で過ごせるように、おいしいご飯を作って、楽しい家庭を心がけたい。

いよいよ今日、フィジーへ!

8月半ばに北九州を離れて1ヶ月半、いよいよ今日フィジーへ発つ。途中秋田に2週間帰省したのを含めて、よく移動したなぁ。

福島は岳温泉といわきに1泊ずつ、あとは上高地の山小屋に3泊。どこも天気に恵まれて、よい思い出となった。

福島は、震災後初めて訪れた。飯館村、至るところに除染廃棄物が山積みされていた。「除染作業中」、海岸部では「がれき撤去中」ののぼりを多数、目にした。ニュースでは、県内各地の放射線量の測定結果が放映され、時間と共に意識が薄れていた私だが、今なお現在進行形であることを痛感させられた。

上高地は、しろちんの登山趣味に乗っかって。初日徳沢ロッジ、2日目からさわヒュッテ、最後再び徳沢ロッジ。紅葉には少し早かったが、風のない快晴で、陵線が青空にくっきりと映えて、本当に気持ちよかった。北九州では日帰り登山しか経験のなかった子どもたち、よく頑張って歩いたと思う。
いや、私が一番頑張ったぞ。普段ソファーで編み物してるのが至福の時。ナゼにわざわざ苦労して山に登らねばならないのか。岩場で転んで太ももに大あざ作って「子供みたい」と鼻で笑われ、山には二度とつきあわないと大喧嘩。ま、そう言いながらいつもつきあわされるんだが。

日帰りでは、ディズニーランドやスカイツリー、東京ドームシティ、レゴランドなど。何もない日には近所のプール。10回位行って遊んで、二人ともかなり上達した。

秋田では、寒風山、水族館、なまはげ館など。


私が昔遊んだ公園で、甥姪と一緒に遊ぶ我が子を、ベンチに座って弟と見守る。なんだか不思議な感じがした。

出発前の中途半端なこの時間、振り返ってみると充していた。たくさんの友人とも再会できた(残念ながら会えなかった人たちには次回ぜひ)。たくさんの思い出を胸に、いざ、フィジーへ!

フィジーライフも、楽しむぞ!

じょーじ、5歳おめでとう!

26日は、じょーじの5歳のお誕生日だった。

茨城県稲敷市の、「ぞうさんのしっぽ」というケーキ屋さんで、大好きな妖怪ウォッチのキャラクター、ジバニャンのデコレーションケーキを予約購入、義実家のみんなでお祝い。

デコケーキは大きさが直径21センチと決められているんだそうで、相当大きい。北九州でよく利用していたケーキ屋さんでは18センチのを購入していたので、その迫力にまず驚いた。

ケーキの中は、プレーンなスポンジに、イチゴと生クリームが挟まれている。スポンジがしっとりして、甘さも程よく、ついつい食べ過ぎた。

義父母や義妹、姪と、大勢に祝ってもらってうれしそうなじょーじ。

5歳になったから、今まではそっけなくあしらっていた2歳の姪っ子と、これからは遊んであげるんだそうな(笑

でも私には、もうしばらく甘えん坊のままでいてほしい。彼の甘えん坊っぷりに、たくさんの癒しをもらっているから。

じょーじ、うまれてきてくれてありがとう!